森 博嗣さんのS&Mシリーズ3作目
「笑わない数学者」読了しましたー!
ネタバレばっかりの感想を書きます。デザイナーズウィークレポは次回!笑
今回は、萌絵ちゃんの勇敢な行動力に驚かされました!
諏訪野さんが見たら、ショックで倒れちゃうんじゃないかと思います笑
本当に危なかったけど、無事で良かった・・・
志保さんに嫉妬したり、先生が残したサンドイッチを気にしてお料理教室へ通おうとしたり、先生を試す小悪魔的な事を言ってからかう一面も可愛かったなあ*
私は萌絵ちゃんに萌え萌えですw
犀川先生とも、距離を縮めている感じなので、今後も生暖かく見守りたいです。
うろ覚えですが、
「最大のトリックは、人に神がいることを信じ込ませた事だ」
「自由な思考の為には、日常を滅却する事だ」
の言葉に感銘を受けました。犀川先生と天王寺博士のお言葉。
事件に関しては、
館の構造図があったのと、プラネタリウムを見た時に私がよく陥る錯覚から、
像が消える仕組みはなんとなく予想していたのですが、
私が感じた疑問はラスト。
犀川先生とお話をした天王寺博士と、公園の老人は・・誰なんだって話ですよ!
この疑問のせいで、読了した後ずっとモヤモヤが残りました。
まとめたくて、ブログに綴っています。。。
★天王寺宗太郎自身と「睡余の思慕」の結びつきが気になって。
老人がどこかへ居なくなってしまうのがストーリーの最後だった事から、
公園にいた老人は、宗太郎なんじゃないか・・・とか。
そうなると消去法で、
片山基生が天王寺翔蔵になりすましていたんじゃないかな、と。
彼は生きている事にも死んでいる事にもなっていないから、
普通に生活しているとは考えられない。
でも、そうしたら本物の天王寺翔蔵はどうして死んじゃったんだろうか・・・。
★はたまた「笑わない数学者」が自称(?)天王寺翔蔵の事を指しているのだとしたら、
本当の数学者はよく笑う人なんじゃないか=公園にいた老人(にっこり微笑む描写がある)=本物の翔蔵なんじゃないか。
宗太郎は本当に自殺していて、片山さんが翔蔵のなりすまし・・?かなあ。
「すべてがFになる」に使われたトリックもあって、
なりすましを疑うようになってしまいました(;´ρ`)
あと、80歳の息子が19歳ってのも信じられない(;´ρ`)
プールに死体が浮いてたのも、ホワイトボードが真っ白だった事も謎。
不定だ。笑
登場人物の謎と、複雑な事情が絡み合って胸が痛くなった場面もありましたが
「ここまで作り込んだ設定だったのか!」という驚きの連続でした。
事件の謎よりも、人物の謎に興味が沸いていたので
気になって気になって、割と速いペースで読めたと思います。
謎を紐解く、犀川先生の人格の覚醒(シンキングタイムw)についても興味が。
どうして先生はあんな感覚を持っているんだろう。才能かな?ww
次は飛ばしてしまった2作目の「冷たい密室と博士たち」を読みますー!!
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